伊豆国一宮 源頼朝から篤い信仰を受けた「三嶋大社」への街ぶら歩き・静岡編

今回の街ぶら歩きは、伊豆国 一宮 三嶋大社。
三嶋大社は源頼朝が源氏再興祈願のため「百日参り(百度参り)」を行い、旗揚げに成功したことから、勝利・開運の神様として信仰されている。
三島駅を出発し、桜川沿いの「水上通り」から三嶋大社を巡る街ぶら歩きルート。
(写真は2024.01現在)

この記事のポイント
  • 三島駅を出発し、桜川沿いの「水上通り」から三嶋大社を巡る、街ぶら歩きルート。
  • 見どころ
    • 三嶋大社(伊豆国一宮)・三嶋大社本殿(国の重要文化財)
    • 頼朝・北条政子 腰掛け石(境内)
    • 白滝公園からの水上通り
  • ご当地グルメ
    • 最も有名な老舗「うなぎ 桜家」
    • さわやかのげんこつハンバーグ 函南店
  • 発祥もの
    • パルモフジ(日本で初めて工業的にアイスクリーム製造のゆかり)(2024.8閉店)
目次

三島駅から街ぶら歩きスタート

三島市立公園 楽寿園

三島駅南口からすぐ近くにある市立公園。こちら入場料300円。

白滝公園

楽寿園の東側、富士山の湧き水が流れる桜川に隣接する公園。
こちら無料。

からくり人形 めぐみの子

途中、少年と少女の姿をした手押しポンプの人形があった。

白瀧観音堂

かつてこの周辺に、白いしぶきをあげる美しい滝があったことから「白滝」と呼ばれるようになった、と。

この白瀧観音堂の横を流れているのが、桜川。
こちらから三嶋大社の西大鳥居へと向かう遊歩道「水上通り」は気持ちのよい、街ぶら歩きにうってつけのルート。

桜川「水上通り」

水のせせらぎとともに三嶋大社まで、のんびり・のどかな徒歩約10分(約700m)の街ぶら歩きのコース「水上通り」。
水上通りには、かつて三島に滞在した文豪、太宰治や若山牧水、司馬遼太郎などの文学碑が点在している。

三嶋大社(伊豆国 一宮)

三嶋大社(伊豆国一宮)

伊豆国一宮。
御祭神は「大山祇命(おおやまつみのみこと)」・「積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)」。
御二柱の神を総じて「三嶋大明神」と呼ばれている。

源頼朝が源氏再興の祈願「百日参り(百度参り)」を行い、旗揚げに成功したことから、勝利・開運の神様として信仰されている。

平治の乱で敗れた源頼朝は、14歳から約20年間、伊豆の蛭ヶ小島(ひるがこじま)に流された。この不遇の流人時代、頼朝は源氏の再興・平家打倒を心に誓い、三嶋大社へ「百日参り(百度参り)」祈願を続けたと伝えられている。

伊豆半島の源頼朝の島流し、ゆかりの地への街ぶら記事はこちら▼。

三嶋大社本殿(国の重要文化財)

本殿・幣殿・拝殿、三つの建物が連なる複合社殿。
嘉永7年(1854年)の大地震のあと、慶応2年(1866)に再建。総欅(けやき)造りの壮麗な建物。

総門

総門の注連縄。重さは400kg、太さ2m、長さ6.4m。

舞殿

慶応3年(1867)竣功。

神池

さきほどの「桜川」の水が流れ込む、境内入口にある池。
三嶋といえばうなぎ。三嶋大社の池に住むうなぎのお話こちら。

三嶋大社の金木犀 (天然記念物)

樹齢およそ1200年と推定される、国天然記念物指定の金木犀。

源頼朝・北条政子 腰掛け石

源頼朝が源氏再興を祈願した際、腰を掛け休息したとされる石(左側)と北条政子が腰掛けたとされる石(右側)。

三嶋大社から大場方面へ

パルモフジ(日本で初めて工業的にアイスクリーム製造のゆかり)(2024.8閉店)

三嶋大社のすぐ目の前、森永の人気アイス「PARM(パルム)」と「MOW(モウ)」のカスタム作りの体験ができるアイスクリームショップ。

大正9年、日本で初めて工業的にアイスクリームを製造した富士食料品工場(現在の富士森永乳業)が、ここ三嶋の地に昭和34年に工場を構えたことから、こちらの店を開業。
(残念ながら、2024年8月に閉店)

パルムをカスタマイズしてみた。マイ・パルム。

大場駅までの 富士山ビュー

富士山がきれいに見られるスポットが点在。ここらあたりではめずらしくもないか。

さわやかのげんこつハンバーグ 函南店

こちら静岡で大人気のハンバーグ店のさわやか。函南店。
げんこつハンバーグ。たしかにうまい。長蛇の待ち列に納得。

大場駅

伊豆半島の源頼朝の島流し、ゆかりの地への街ぶら記事はこちら▼。

三嶋大社といえば「鰻」

かつて三島の人々は、三嶋大社の池に住むうなぎを「神の使い」として崇め、食べることを固く禁じていた。
しかし幕末、三島に滞在した薩摩兵や長州兵が「こんなに美味しそうなものをなぜ食べないのか」と捕まえて食べてしまった。恐れられていた神罰がなにも当たらなかったことから、地元の人々も禁忌を破って食べるようになった、という逸話が残っている。

三島のうなぎが特に美味しいのは、富士山の冷涼な湧水にうなぎを数日間さらすことで、余分な脂や泥臭さが完全に抜け、身がキリッと締まった極上の味わいに仕上がるため、と言われている。

最も有名な老舗「うなぎ 桜家」

安政3年(1856年)創業。大社から徒歩13分ほどの距離。
週末は、ざらに90分〜120分待ちにも。
こちらで鰻をいただくなら、早い時間に店舗にて当日用の整理券を確保し、待ち時間に三嶋大社などを参拝・散策するのがよい。

今回の街ぶらマップ

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